「ファイルコイン(Filecoin)」とは何か?期待度大のマイニング案件に参加してみた【RRMine】
こんにちは。筋トレと仮想通貨オタクのマサキン(@masax420)です。
つい最近、「ファイルコイン(Filecoin)」というマイニング案件を見つけたのですが、内容が非常におもしろそうですぐに参加を決めました。
- 「ファイルコイン(Filecoin)」の具体的な内容が知りたい方、マイニング案件に参加しようか迷っている方へ参考となる内容となります。
ファイルコイン(Filecoin)とは

ファイルコイン(Filecoin)とは、「IPFS(Interplanetary File System)」と呼ばれる、「HTTP」に代わる分散型のインターネットファイルシステムを活用し、ユーザー同士でストレージの貸し借りができる分散型ストレージネットワークです。既存のデータセンターに加え、個人のパソコンやスマホの空き容量を提供してもらい、巨大なネットワークを構築しようという一大プロジェクトです。※「IFPS」は、アメリカのProtocol Labs社のJuan Benet氏が考案したHTTPに代わるP2P分散管理ファイルシステムです。
- 長期にわたってファイルが確実に保存されるようにするための組み込みの経済的インセンティブ(=トークンエコノミー )があります。このネットワークへ参加することにより支払われる暗号通貨(仮想通貨)も「Filecoin(FIL)」となります。
ファイルコイン(Filecoin)の仕組み
ファイルコイン(Filecoin)では、①ユーザーは自分のファイルをストレージマイナーに保存するために支払います。
※ストレージマイナー(Strage miner)とは、ファイルを保存し、長期間にわたってファイルを正しく保存したことを証明するコンピューターです。
引用:Filecoin Docs – What is Filecoin?
ファイルを保存したい、または他のユーザーのファイルを保存したことで報酬を得たい人は誰でもファイルコイン(Filecoin)に参加できます。利用可能なストレージと価格は、単一の会社によって管理されていません。代わりに、ファイルコイン(Filecoin)は誰でも参加できるファイルを保存および取得するためのオープンマーケットを促進します。
ファイルコインには、ブロックチェーン とネイティブの暗号通貨(FIL)が含まれています。②ストレージマイナーは、ファイルを保存するために「FILトークン」を獲得します。③ファイルコインのブロックチェーンは、「FIL」を送受信するためのトランザクションを記録し、ファイルを正しく保存していることをストレージマイナーから証明します。④ユーザーはストレージマイナーへ支払い再度ファイルを取得します。
ユーザーはいつでも、ファイルコイン(Filecoin)のブロックチェーンの証拠を見ることで、ファイルが正しく保存されていることを確認できます。
複数のメジャー企業が参加を表明している

ファイルコイン(Filecoin)のプロジェクトに、新たな世界のインターネットインフラ(Web3.0)として注目され、複数のメジャ企業「Google」「Facebook」「Netflix」「HUAWEI」など続々と「IPFS」の導入を表明しています。
また「Web3.0」として有名なプライバシーを重視した、高速で安全な次世代ブラウザ「Brave Browser(ブレイブブラウザ)」はすでにIPFS上のコンテンツをサポートしています。
ファイルコイン(Filecoin)を手に入れる方法は2通り

1.取引所で購入する
ファイルコイン(FIL)は、2020年9月21日時点で先物市場にのみ上場しています。そのため、現物の取引は上場するまで待つ必要があります。
しかし新規上場予定先として、いくつか候補が上がっているようです。世界最大級の仮想通貨取引所として有名な「Coinbase(コインベース)」やウィンクルボス兄弟が運営する「Gemini(ジェミニ)」です。引用:Gemini
2.マイニングに参加する
「ファイルコイン(Filecoin)」のマイニングによって、データの長期保存、ブロックチェーンの維持・更新、トランザクションを行うことでマイニング報酬(ファイルコイン/FIL)を獲得することができます。
ファイルコインのマイニング報酬は、提供したデータ容量ではなく、ブロックチェーンに保存したデータ量に応じて支払われるため、それ相応のPC環境を整える必要があります。ですのでマイニング会社に運営を委託することが一般的です。※個人でストレージを購入し、ファイルコインのネットワークへ参加する方法はありますが現実的ではありません。
「RRMine」を選んだ理由

運営元は「ビットマイニング株式会社」
僕は「RRMine」というファイルコイン マイニングパッケージを選ぶことにしました。選んだ1つの理由は、運営している会社が「ビットマイニング株式会社」で信頼ができること。
- 「ビットマイニング株式会社」は年間売上高300億円、世界22拠点にデータセンターの設置、利用ユーザー数70,000人、技術蓄積年数6年と実績があります。
DELL社製の高性能マシンを利用

RRMineで使われるDELL社製の高性能マシンです。安定した供給が期待できます。
マイニングランキング1位を獲得(2020年8月6日)
引用:Filfox – overview(ファイルコインのマイニング状況が確認できます)
上記はテストネットの結果となりますが、現時点でも上位にランクインするほどトップクラスの性能を持ち合わせています。
強力な企業パートナー

IT分野でトップクラスの大学や企業と連携しています。安心感がありますね。
このような理由でファイルコインのマイニングは「RRMine」を選ぶこととなりました。
「RRMine」の参加費用

RRMineの参加費用は、他社(3社ほど)と比較すると一番安い料金で提供をしています。理由としては、マイニングプールを自社運営し、データセンターも各地に持っているからです。無駄なコストがかからない分、他社より安く提供できるようです。
マイニング報酬(予想)
今回、僕の場合は「1TBレンタル(720日間)」でストレージレンタルをしました。支払った総額は税込36,850円です。

2020年9月21日現在のファイルコイン(FIL)先物価格は「約16ドル」で取引がされています。※画像はカナダドル(CA$)表示のため米ドル換算済みです。

FILFOXというファイルコイン(Filecoin)のマイニング状況が確認できるサイトを見ると、24hの平均マイニング報酬が「0.46FIL/TiB」となっています。この数字をもとに1ヶ月のトータル数を計算すると「13.8枚」となります。
よって現状の数字で1ヶ月の報酬を予想すると、「13.8枚✖️16ドル=220ドル」となります。日本円換算で「約23,000円」の計算です。
この計算でいくと約1ヶ月半程度で投資額36,850円は回収できることになります。それ以降のレンタル期間(1年10ヶ月後まで)はプラスで回っていきます。
上記の計算以上の水準で、上場後にファイルコイン(FIL)が取引される、またマイニング報酬も増加すると回収もはやくでき大きな収益も期待できます。もちろん逆のパターンも想定しておく必要があります。
このあたりは個々のリスク許容度によってレンタル台数を考える必要がありますね。